3/27-28 育休後コンサルタント養成講座 実施報告

目次

育休後コンサルタント®養成講座とは

この講座は年に1回実施しており、「育休後アドバイザー養成講座」を受講した方を対象としています。

講座の目的は以下の通りです。

・女性活躍推進、働き方改革の基本的な考え方を理解した上で、以下のようなコンサルタントを養成することをねらいとする
– 経営者や人事部門に対して、育児中の社員・職員を活躍させるために、どんな制度や施策が有効かアドバイスができる
– 育児をする従業員(女性・男性)をマネジメントする管理職に対して、部下のマネジメントの方法を教えることができる
– 「育休後アドバイザー」を養成することができる

育休後コンサルタント養成講座のタイムテーブル

1日半の講座の内容は下記の通りです。

1日目
・はじめに:ねらい、自己紹介、事前課題について
・講義(1)
・講義(2)ケースNo.1200
・講義(3)

2日目
・講義(4)ケースNo.1188
・プレゼンテーションとフィードバック
・今後のスケジュール説明
・ふりかえり

講座の内容

今回の講座は、問題意識をまず明確にした上で、解決方法を考える、という流れで実施してみました。

ピックアップした問題意識は次の通りです。

■ 仕事と育児の両立支援の必要性とは

■ 育児中の部下を持つ管理職の悩みとは

■ キャリアアップに積極的でない女性の背景とは

■ 男性の育児休業取得率がなぜ低いか

これらの問題意識に対して自分なりの説明ができること、そして問題解決の提案ができることが、育休後コンサルタントとしての必要条件になるのです。

受講者の感想・今後の活動プラン

今回の受講者はいずれの方も経験が豊富で、各テーマについてご自身の考えをお持ちでしたので、より深いディスカッションができました。

今回、上記の問題意識の3つ目に挙げた「キャリアアップに積極的でない女性の背景とは」の中で、なぜ女性は自信がないのかについて、特に詳しくお話ししました。

この部分について、「自分にもあてはまる」「アスピレーションのクーリングダウンを経験してきた」という感想がありました。

また、多様なリーダーシップについても印象が強かったようです。

受講者はこの講座を受講することで「育休後シニアアドバイザー」になることができます。

育休後シニアアドバイザーは、「育休後アドバイザー養成講座」を開くことができるので、具体的な開講プランを考えていただきました。

育休後アドバイザー養成講座を、企業内で管理職向けに実施したいというアイディアがあり、それは初めての提案でした。

丸一日、6時間で行うのは現実的ではないので、分割実施の道を今後さぐっていきたいと考えています。

育休後コンサルタント養成講座を受けるには

育休後アドバイザーの方は、次回は2021年度内に開催する予定ですので、ご連絡をお待ちください。

育休後アドバイザーではない方は、まずは育休後アドバイザー養成講座を受講してください。

詳しくは、こちらをご覧ください。

育休後アドバイザー養成|特定非営利活動法人女性と仕事研究所

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

育児をしながら働く人と組織を支援。
育休後アドバイザー養成、育休後カフェ企画、育児中社員 and/or 管理職向けセミナーを実施。
青山学院大学の青山・情報システムアーキテクト育成プログラムADPISA企画運営。
同大学の博士後期課程在籍。

講演・研修などのご依頼はお問い合わせからお願いします

目次