育休後カフェ「対話しか勝たん!」(2024.1.8)開催報告

育休後カフェ「対話しか勝たん!」を実施しました。

このイベントでは、なぜ対話が必要なのか、どうしたら組織の中で広げていけるのかについて、育休後カフェ・ファシリテーターが組織内の実践について事例紹介をした上で、参加者同士で情報交換しました。

私からは、こんな話をしました。

・対話が成立するためには、双方の認識のギャップがあまり大きすぎないことが必要。場合によっては認識合わせをしておく必要がある。
(例)
 ・2011年ごろは、女性が育休復帰後に仕事に対して前向きな気持ちを持っている、ということが理解されていなかった
 ・2024年の状況としては、男性に子どもが生まれたら、仕事ももちろんだが、育児でも父親として役割を果たしたい、と自然に感じていることが理解されていない
・企業などの組織においてこのギャップを埋めるための手段として「育休後職場復帰面談」や、研修の場での当事者による「1日のタイムテーブルの紹介(朝と夕方にどんな育児、家事をしているか」がある

3人の育休後カフェ・ファシリテーターの方からは、それぞれの職場での実践をふまえた経験談を紹介していただきました。
その後、参加者全員で、次の2つのテーマで意見交換をしました。
(1)対話があればうまくいくと思う場面は?組織の中で理解し合えていないと感じていることはありますか?
(2)組織の中で「対話の場」を広げるにはどうしたらよいと思いますか?

(2)の話し合いで提案された中でいいなと思ったのは、対話のグランドルールを作る、対話の型をある程度決める、といったものでした。
また、継続が大切、といった意見もありました。

なにより、参加者がこのイベントに参加して対話への意欲を強め、そして元気になった、という感想が聞けたことが収穫でした。
ますます多くの方に、育休後カフェ・ファシリテーターになっていただけたら幸いです。

★次回の育休後カフェ・ファシリテーター講座(2024年1月2〜5月開催)のお申し込みを受付中です。

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この記事を書いた人

育児をしながら働く人と組織を支援。
育休後アドバイザー養成、育休後カフェ企画、育児中社員 and/or 管理職向けセミナーを実施。
青山学院大学の青山・情報システムアーキテクト育成プログラムADPISA企画運営。
同大学の博士後期課程在籍。

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