開催報告:新学期始まってどぉ?「小1の壁」について語ろう!〜育休後カフェ@長野〜

目次

育休後カフェ@長野でお話ししました

育休後カフェ@長野に、講師として参加しました。
とてもエキサイティングで実りの多い1日でしたので、みなさんにご報告します!

イベント概要

日時:2021年4月17日(土)14:00-16:00
場所:諏訪市駅前交流テラスすわっチャオ(JR上諏訪駅東口(霧ケ峰口)前)
オンライン(Zoom)
内容:小1の壁、小学生の育児と仕事との両立
運営メンバー:
・古賀礼子(育休後カフェファシリテーター/弁護士/東京在住/小1の娘のほかに、中学生と幼稚園に通う男児がいる)
・山本 麻記(「共に育ち共に育てる」パーソナルコーチ/ TCS認定コーチ・MCS認定講師/長野県松川町在住/小6女子の母)
・やつづか えり(育休後カフェファシリテーター/フリーライター/長野県佐久穂町在住/小2女子の母)
育休後カフェ・ファシリテーター:山口理栄
参加者:14名

プログラム

* ミニ講座:小1の壁について話そう(育休後コンサルタント 山口理栄)
* 交流会 :自己紹介・講座の感想・小学生の子育てと仕事の両立

ミニ講座

・小1の「壁」になりうる要素
・学校生活
・PTA活動
・地域での子どもの安全
・親同士のつきあい
・子どもの変化
ー 意思がはっきりしてくる
ー 子どもの変化に気づくには
ー 心と体の成長への対応
・親は、子どもの自立を促し、本来の自分に戻っていこう

交流会

すわっチャオでは、男性4名、女性2名の参加がありました。
そこへ運営メンバーや講師も加わり、2グループに分かれて自己紹介や感想の共有をしました。

オンラインでは、ブレイクアウトルームで2つのグループに分かれて、ご意見を共有していただきました。

グループ共有や、全体共有では、こんな話題が出てきました。

・企業で、仕事と育児の両立に関する社員の支援をしているので、どんなサポートが必要かを知りたい
・専業主婦の意識が首都圏と地方では違うのではないかと思う
・現代の学校システムのあり方に問題があるのではないか
・子どもにゲームをさせるときの約束をどうすればよいか
・母親が職場に復帰しやすい環境とは
・仕事を再開したいが、どんな仕事、働き方がよいのか?
・夫婦と子どもの家族全員で遊びに行くのが家族のためであり、妻もそれを望んでいると信じていた。しかし妻から「あなたと子どもたちで出かけてほしかった、自分の時間がほしかった」と言われ、自分の思い込みに気づき、衝撃を受けた
・PTAに入らず、かといって子どもに関するボランティアは積極的に引き受けてうまくやっている
・パパはPTAの役員をすると地元の人とつながりが作りやすい
・子どもの小学校を選んでいたら、結果的に東京から長野に母子で引っ越すことになった
・都内に住んでいたが、コロナの影響もあり子どもが小学校に慣れず、地元の長野に家族で帰ってきた

参加のみなさま、さまざまなご経験や、ご意見をお話しくださってありがとうございました。

私が感じたこと

今回、久しぶりに生身で人前でお話ししました。
長い移動時間も久しぶりだったこともあり、感情がよい意味で大きく動いた1日でした。
トータルで、とてもエキサイティングで、楽しい1日でした。

楽しかった要因について、詳しく思い出してみた結果が、以下の4つです。

(1)コロナ禍でのリアルイベント

私の住む地域は感染者が多く、諏訪での参加者への影響を避けることを考えました。
そこで、事前に個人向けのPCR検査キット(郵送式のもの)を取り寄せ、4/13(火)時点の検査ではありますが、陰性を確認しました。

リアルイベントでの、人とのコミュニケーションは本当に楽しく、やはり人間はほかの人間と密着して生活することを前提につくられている生物なんだな、とあらためて実感しました。

(2)多様な参加者

特急あずさで上諏訪駅に着くと、待っていてくれたのは大人2人と、小学生3人でした。
この小学生たちが、11:30から16:00過ぎまでの長時間、運営メンバーであるママたちの言うことをよく聞いて、会場セッテイングや受付までお手伝いしてくれました。

また、参加者が乳幼児を二人連れていらして、その二人の可愛らしさに本当に癒されました。

現地での参加者はパパが4人、うち1人は当日参加の新聞記者さん。

育休後カフェでは通常、女性のほうが多いことがほとんどなのですが、今回は男性が多く、男女とも、異なる立場からの視点が共有できた気がします。

育休後カフェ、というハコの柔軟性、可能性にあらためて気づきました。

(3)ハイブリッド開催

今回の開催は、現地とオンラインの2元(ハイブリッド)で開催されました。

この方式は、技術的に難しいので私自身は運営(操作)したことはありません。
一方、講師として呼ばれたことは、今回も含めて4回ぐらいあります。

その難易度の高い方式を、やってみよう、と決めて実施した運営メンバーのチャレンジ精神に拍手を送りたいです。

パソコンはノートパソコン1台で、カメラは超小型の物を使ってその都度向きを変える。
会場に備えられたマイクなどの機器もうまく使いながら、実施することができました。(オンラインの方、不備がありましたらすみません)

(4)出会い

著書の「さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜」を過去に読んでくださっていて、今回はじめてお目にかかった方がいました。

オンラインの育休後カフェに参加してくださっていて、今回はじめてリアルにお会いした方がいました。

ファザーリングジャパン信州の会員で、今回初めてお会いできた方がいました。

本イベントのチラシをみて、取材にきてくださった信濃毎日新聞の記者さんがいました。つい、記者さんの質問に答えて、またやります、と言ってしまった運営メンバー。記者さん、GJです!

育休後カフェ47都道府県プロジェクト

育休後カフェを、2021年末までに全国47都道府県で開催する、というチャレンジを2年ほど前に思い立ち、実行中です。

今年は最後の年で、今回の長野県で28都道府県まできました。

2021年4月18日現在で、残る19府県は以下の通りです。

計画あり(1)
宮崎県(10月)

計画なし(18)
中部地方:静岡県、富山県、石川県
近畿地方:奈良県、和歌山県、京都府、兵庫県
中国地方:岡山県、鳥取県、島根県
四国地方:徳島県、愛媛県
九州地方:大分県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県

なんとしてでも、目標を達成したい!というわけで、

これをご覧になった方で、育休後カフェの開催に興味がある方は、
下記のページから、お問い合わせフォームにてご連絡ください。

育休後カフェの開催をご希望のお客さま

19府県については2021年中に必ず開催したいと考えています。
それ以外の都道府県についても、これまで通り開催していきますので、ぜひ企画、またはご参加をお待ちしています。

直近の育休後カフェのスケジュールをこちらにご紹介しておきます。

4月19日(月)10:00
【育休後カフェ®ハイブリッド】育休中のモヤモヤみんなで話そう!話したいテーマも同時募集(主催:いしくらかずみ) #1

5月8日(土) 10:00
育休後カフェオンライン「日々の世界のつくりかた」

5月22日(土) 10:00
育休後カフェ®『復帰後のモヤモヤを語ろう』

facebookページはこちらです。
育休後カフェ in everywhere

どこかでお目にかかることを楽しみにしています!

ご参考:運営メンバーからの開催報告
ハイブリッド型育休後カフェ開催報告
ハイブリッド型セミナー要領
【開催報告】育休後カフェ®@長野

画像提供:株式会社山口企画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

育児をしながら働く人と組織を支援。
育休後アドバイザー養成、育休後カフェ企画、育児中社員 and/or 管理職向けセミナーを実施。
青山学院大学の青山・情報システムアーキテクト育成プログラムADPISA企画運営。
同大学の博士後期課程在籍。

講演・研修などのご依頼はお問い合わせからお願いします

目次