3/3 育休後カフェ@新百合ケ丘 を実施しました

新百合ケ丘では3回目、「やまゆり」では2回目の開催です。
今回は初めての方がほとんどでした。
日時:2012年3月3日(日)10:00-12:00
場所:麻生区民交流館やまゆり
主催者:石川 佳子さん
ファシリテーター:育休後コンサルタント 山口理栄
前日同様、育休中の方が多かったので、前半はレクチャー、後半はディスカッションという形式で行いました。

目次

レクチャー:両立の心構え

一人目のお子さんの育休から職場復帰する方のために、下記のスライドを使って両立の心構えについてお話しました。
(前日に使ったものから一部だけ変更しています。)

ディスカッション&宣言

次に、4人ずつのグループに分かれて聞いた内容について思ったことをシェアしていただき、最後にこれからやってみようと思うことを、一人一人お話しいただきました。

具体的な行動に関すること

・レクチャーを参考に、上司との職場復帰面談に臨みたい
・時間を使う仕事のやり方から、効率を向上させるやり方に変えていきたい
・時間を作る工夫をしたい
・ブラインドタッチを練習したい
・病児保育の登録をしたい
・育休中に生活リズムを前倒しにしたい
・自分から情報発信することで自分の仕事を守りたい
・面接の相手が初めての上司なので、自分の職務履歴書を作り、アピールしたい
・時短でどう工夫して仕事をやっていくかを、上司がうっとうしいと思うぐらい、説明したい

意識、考え方に関すること

・のこり1年の育休の間に、「自分は仕事をどうしていきたいのか」考えてみる
・自分の気持ちがゆれてしまいがちだが、自信を持つようにする
・自分の置かれている状況に改めて感謝の気持ちを持つ
・できなくてどうしよう→できなかったことは優先順位が低いこと、気持ちを切り替える
・不安ばかりがぐるぐるしていたが腹をくくり、人からどう見えるかは気にしないようにしたい
・子どもがいる人がいない職場で、育児との両立はこうやってやっていくのだ、というところを見せたい

ファシリテーターの想い

自分の状況を発信していくことの重要性に気づいた方がたくさんいました。
これまでは受け身でも何とかまわっていた人も、これからは、自分の状況を説明し、相手と交渉し、ものごとを進めていかなければならないのです。
しかし、そうやって勝ち取った仕事、生活はとても満足度の高い物になるに違いありません。
ぜひ、チャレンジしてほしい、と思いました。

ブックレット、著書

ブックレット「迷走する両立支援」&著者と読者の交流会2010 〜格差と少子化の国のワークライフバランスは今〜 を全員に配布しました。
このブックレットの電子版はこちら
https://p.booklog.jp/book/40576
このブックレットの作成元のブログはこちら
https://d.hatena.ne.jp/WLB_cafe/
また、拙著「さあ、育休後からはじめよう 〜働くママへの応援歌〜」は、6冊も買っていただけました。買っていただいた方にはお名前を書かせていただきました。皆さんありがとうございます。
ネット書店や本屋さんで買えますが、場合によっては日数がかかることがあります。出版社のサイトですと比較的早く届きますのでお試しください。
さあ、育休後からはじめよう
~働くママへの応援歌~〜労働調査会

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