育休後アドバイザーを取得された方から、よくこんなご相談をいただきます。
「講座で学んだことや自分の経験を活かして、地域や後輩たちの力になりたい。でも、なかなかその機会がなくて…どうしたら活動できるでしょうか?」
とても前向きなお気持ちですね。実は、育休後アドバイザーは 特定非営利活動法人 女性と仕事研究所 が発行している民間資格であり、国家資格のように“取得すれば仕事が舞い込む”というものではないため、活動の場を広げるには、ご自身のアクションがカギになります。
でもご安心ください。どんな立場の方にも、はじめの一歩を踏み出すヒントはあります。4つのタイプ別にご紹介しますので、自分に合いそうなところから考えてみてください。
(1)国家資格や認知度の高い民間資格をお持ちの方へ
社労士やキャリアコンサルタントなどの資格を活かして活動している分野に、育休後アドバイザーの視点をプラスしてみましょう。これまでにないご提案ができるかもしれません。
(2)企業で人事・総務・人材教育・DE&Iなどに携わっている方へ
社内で、育休後アドバイザーとして研修やイベントを企画してみませんか?アドバイザー養成講座のグループワークで取り組んだ「イベント企画書」が、きっと役立ちますよ。
(3)個人で活動している方へ
自分のSNSやWebサイトに「仕事と育児の両立支援」というメニューを加えてみては?無料のオンラインセミナーなどを開催して、関心のある方とつながるのもおすすめです。
(4)これから何か始めてみたい方へ
起業や副業に関する本を一冊読んでみて、まずは小さな発信を始めてみましょう。インスタやブログなど、得意な媒体で大丈夫です。
名前は本名でもニックネームでもOK。
ただ、「この名前で発信する」という一貫性が大事です。それが整ったら、(3)のステップに進んでみましょう。
「自分にしかできないこと」なんて最初から分からなくても大丈夫。世の中には事業や発信に関するたくさんの知恵があります。少しずつ、それを自分なりに活かしていきましょう。
肩書きだって、自分で考えて、名乗ってみていいんですよ。
やってみてわからないことが出てきたら、facebookの育休後アドバイザーコミュニティや、月1回の #アドバイザー共有会 (オンライン)でシニアアドバイザー、アドバイザーに聞いてみましょう。
きっと喜んで教えてくれるはずです。
育休後アドバイザーについて知りたい方はこちらをご覧ください。