「育休後アドバイザー」ってなんですか?どうしたらなれますか?

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育休後アドバイザー養成講座、誕生秘(?)話

2010年から「育休後コンサルタント」として、育休を取って仕事と育児の両立をめざす方たちをサポートしてきました。

そこで、出産を経て仕事を続ける人がどんどん増えている状況に直面しました。
これに対応するためには、サポート人材を育成しなければ、という考えに至ったのが、2016年。

翌2017年から、特定非営利活動法人 女性と仕事研究所 の事業として、「育休後アドバイザー」の養成をはじめました。

育休後アドバイザー養成

育休後アドバイザーとは?

育休後アドバイザーは、職場や地域で仕事と育児の両立に悩んでいる人に、的確なアドバイスができる人です。

育休後アドバイザーの特徴は、当人の心の重荷を表面的に取り除くだけでなく、その背景にある根深い社会の問題、企業の問題、管理職の問題、夫婦のパートナーシップの問題を理解した上で、解決の選択肢が提示できることです。

現代社会で急激に増加している育休復帰者とそのパートナーを支えるために、必要とされている人なのです。

以下のような方に、育休後アドバイザーとしての役割を果たしてほしいと考えています。

・組織における人事やダイバーシティ推進部門の方
・育児中の部下を持つ管理職の方
・キャリアコンサルタントの方
・地域の男女共同参画センターや就労・子育て支援担当の方
・社会保険労務士の方
・保育士、保健師、助産師、看護師、医師など専門職の方

女性と仕事研究所 育休後アドバイザー養成事業についてはこちら
育休後アドバイザー養成|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

育休後アドバイザー養成講座の内容とは?

育休後アドバイザーは約6時間のオンライン講座です。
内容は下記のような構成としています。

第1部:問題の整理
参加者が気づいている育休後の課題整理
第2部:問題の背景(1)
日本型雇用慣行
第3部:問題の背景(2)
性別役割分担
第4部:問題を解決するには
日本の現状
育休後の仕事
育休後の育児・家事
第5部:アドバイザーとしての役割
育休後アドバイザーとしてイベントを企画してみる

育休後アドバイザーになると何ができる?

育休後アドバイザーになった方々は、実際にこんなイベントに登壇しています。

・小1のかべはこわくない!家族みんなで考える子育てと仕事の両立講座
・育休後職場復帰セミナー
・働くパパ・ママ応援講座
・仕事と子育て両立応援セミナー
・ワークライフバランスを考える「育休復帰セミナー」
・育休中のママ座談会

最新の予定・実績はこちらをご覧ください。
育休後アドバイザー活動予定・実績|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

今後の育休後アドバイザー養成講座の日程

次回の育休後アドバイザー養成講座は、2021年3月20日(土)です。

お申し込みの詳細はこちらをご覧ください。

育休後アドバイザー養成講座|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

画像素材:PIXTA

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この記事を書いた人

育児をしながら働く人と組織を支援。
育休後アドバイザー養成、育休後カフェ企画、育児中社員 and/or 管理職向けセミナーを実施。
青山学院大学の青山・情報システムアーキテクト育成プログラムADPISA企画運営。
同大学の博士後期課程在籍。

講演・研修などのご依頼はお問い合わせからお願いします

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