子育てLABO「パパとの子育て」でお話ししました

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子育てLABO「パパとの子育て」

横浜市港北区のNPO法人フォーラム・アソシエさんの子育てLABO 2020にて、「パパとの子育て」をテーマにお話ししました。

子育てLABO 2020 第3回「パパとの子育て」イベント概要

日時:2021年1月23日(土)10:00-12:00
場所:オンライン
講座内容:
夫婦が協力して育児をするためには、パパが出産前後から主体的に関わることがカギになります。
プレパパから始まり、最近急増しているパパの育児休業も上手に活用し、現代的な夫婦の協力体制の作り方をお伝えします。
講師:育休後コンサルタント®山口理栄
参加者:5名
主催:NPO法人フォーラム・アソシエ
企画・運営:子育てLABO チーム

「パパとの子育て」講義内容

講義では、次のような内容についてお話ししました。

Part 0 パパとの子育ての現状
Part 1  男性の育休取得の目的
Part 2  育休を取った男性に起きたこと
Part 3  男性の育休取得が社会を変える

このあと、パパとの子育てに関して、ママや周囲の家族、職場や地域の支援者はどうあるべきかを、参加者といっしょにディスカッションしました。

ディスカッションで出た意見

ママや周囲のあり方について、さまざまな意見が出てきました。

・社会が変化してパパの考え方も変わってきたことを、ママも知らなければいけない
・ママはパパの会社の制度を知らない
・子育てをどんなふうにやっていくかを夫婦で相談しないで、ママが一人で決めてしまう
・子育てについての意識、情報を夫婦で共有し、そのときにできる人がやる、とうスタイルを増やしていく
・育児休業からの復帰をひかえ、これまで育児・家事をフルで自分がやっていたが今後どうすればいいか、悩むママが多い
・育児・家事をママが習って、パパに教える、ではなくて、子どもが生まれた直後からいっしょにやるべき
・子育てにパパが単独でかかわる機会をママがいかに増やすか
・母の呪縛「お母さんがやらなければいけない」が大きい
・男性育休の義務化の動きは影響が大きい
・ママを対象にしたお話会では、ママは、自分の思い込みを前提に話すので進展がない(単なる愚痴になってしまう)ー>ママの思い込みをなくすような、意識改革をすることで、堂々巡りから脱することが可能
・パパたちはけっこう情報があって準備している人も増えているが、リアルに直面したときにどう乗り越えていくかが大事
・海外から日本に来た女性と接することが多いが、日本人の女性はスペックが高く、なんでもできちゃうから、やってしまう。
ー>あえてできないフリをすることも大事なのではないか

今回は、地域で育児を支援する立場の方が多く、最近の夫婦の様子をよくご存知でした。
最近の傾向として、パパたちの意識は高まっている、知識もあるが、技術がともなっていない。ママも、家事が苦手な人が多い、というご意見もありました。

パパ自身や、パパをとりまく社会の変化にともない、身近で接する地域や職場の支援のあり方も、ママだけを対象にせず夫婦で助け合うことを前提に支援する形に変化していくことが、ますます必要だと感じました。

子育てLABOさん、貴重な機会をありがとうございました。

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この記事を書いた人

育児をしながら働く人と組織を支援。
育休後アドバイザー養成、育休後カフェ企画、育児中社員 and/or 管理職向けセミナーを実施。
青山学院大学の青山・情報システムアーキテクト育成プログラムADPISA企画運営。
同大学の博士後期課程在籍。

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