育休からの職場復帰者が出社してくる時期になりました。
久しぶりの職場で、うれしそうに戻ってきた人、
何となく、こっそりと戻ってきた人、
緊張している人、それぞれでしょう。
まずは、よく戻ってきましたね、と大いに歓迎してください。
育休中にはコンタクトを取っていましたか?
職場復帰面談は済んでいますか?
もしかしたら、初めて会う部下かもしれませんね。
復帰前に面談が済んでいる場合は、確認のため短く、
済んでいない場合は、1時間ぐらいじっくり、
1対1で話す時間を設けてください。
このミーティングの目的は、部下の両立環境を把握し、
復帰への心構えを確認するために行います。
→育休後職場復帰面談はなぜ必要か 参照
仕事を再開しよう、と思って復帰してきた部下です。
時短だからといって大事な仕事を任せられない、と「決めつけない」ようにしましょう。
ぜひ、本来の能力を発揮することを「期待」しましょう。
これからの育成を考え、「鍛え」ましょう。
働き方革命の中心的な考え方である、
「長時間労働をなくす」ための手段として
短時間で効果を出そうと工夫する
時短勤務者の取組みは、よいヒントになります。
子どもの病気で休んでも、周りに迷惑をかけないために
どんな工夫が可能なのか。
自ら試行錯誤して技を編み出していく彼女達に
注目してみてください。
そして、機会あるごとに、小さな失敗体験、成功体験を
積み重ねるチャンスを与えてください。
この人たちが将来、職場のリーダーとなって働いてくれなければ
困るのは会社です。
常にコミュニケーションを密にしながら、
温かく、時には厳しく、見守ってください。
さあ、イクボスを目指しましょう!