育休後カフェ・ファシリテーターと育休後アドバイザーの違い

2016-04-22 13.53.18

育休後カフェ・ファシリテーターと、育休後アドバイザー

それぞれ同じ時期に講座が開催されているけれど、どこが違うのかがわからない!
と思われた方も多くいらっしゃると思いますので、整理してみました。

目次

(1)育休後カフェ・ファシリテーターの育成

育休後カフェ®️を企画、開催できるファシリテーターを増やすことを目的として始めました。

コアスキルは、ファシリテーション(場づくり)の技術です。
イベント企画能力や訴求力も実践で身につけていただきます。

もう一つの軸が、育休後カフェの参加者を理解するために必要な知識です。
具体的には、育休後カフェが必要とされている!と私が考えた理由や背景。
そして、仕事と育児の両立をとりまく最新状況、対象者の置かれた環境への理解と解決へのヒントなどです。

この講座は、ワークショップの運営技術を広めることで場づくりや地域活性化などに関して数多くの実績がある、株式会社エンパブリックさんに企画していただきました。

やってみての率直な感想は、この講座で身につく技術は、育休後カフェの開催に必要となるレベルを超えている!ということでした。
エンパブリックさんとコラボして大正解。
仕事での会議や講演・セミナー、地域活動、PTAなどにも応用できる、しっかりとしたファシリテーションスキルが身につきます。

開催レポート「実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方」

株式会社エンパブリック|思いある人が動き出せる社会へ

(2)育休後アドバイザー養成講座

育休からの復帰をサポートしたり、育児をしながら働いている人の相談に答えたりすることができる、アドバイザーを養成する講座です。
育休後コンサルタント®を育てるための初級講座も兼ねています。

内容としては、育休からの復帰後に本人や職場が直面する課題とその解決方法を理解すること。

仕事と育児の両立に悩む人からの相談内容を元にケースを作りました。
そこから、相談者の悩みは何か、その背景にある社会の問題、家族の問題、企業の問題、管理職や同僚を取り巻く問題は何かを考えていただきます。
最終的には、自分ならどうアドバイスするかを考え、他の人と比べるなどして回答をブラッシュアップします。

また、参加者がアドバイザーを目指すことへの、自分自身の動機と強みを再認識していただくことも大切にしています。

この講座は女性活躍推進に関して長年の実績がある、特定非営利活動法人 女性と仕事研究所さんに企画していただきました。
参加者があらかじめアドバイスしたい相手を具体的に想定して参加していたので、とても実践的な内容になりました。

今後の開催予定や、資格の全体像については、下記のサイトをご覧いただければと思います。

育休後コンサルタント®山口理栄認定 育休後アドバイザー養成講座

特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

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