かながわコミュニティカレッジ子育て世代パパのための親育ち自分育て講座
第2回「絵本でパパはヒーローになる パパが楽しむ絵本読み聞かせ」を聴講しました。
日時:2010年10月27日(水) 18:30~21:30
場所:かながわコミュニティカレッジ講義室(かながわ県民センター11階)
タイトル:絵本でパパはヒーローになる パパが楽しむ絵本の読み聞かせ
講師:㈱絵本ナビ管理部長 NPO法人ファザーリング・ジャパン理事 奥平 亨
この講座はパパのための講座なのですが、主催のあづまこうじさんのお誘いで、ゲストとして聴講させていただいたものです。
まず、ウォーミングアップとして、前回の講師だったプレイバッカーズの佐藤久美子さんが、プレイバックシアターの実演をしてくださいました。
3人組になって、ひとりが自分の体験を2-3分語ります。
それを別の人が聞いて、お話にして語ります。「ひとりの男の人がいました。その人は・・・」といったような具合です。
3人目の人は聞き役です。
それを交代しながら3回まわしました。
自分の話を、物語のように別の人が語ってくれると、なんだかこそばゆい気がしました。
自分が語る番のときは、相手の話を一言も聞き漏らすまいと、集中して聞くことができました。
佐藤さんは、この手法で即興のおはなしを子どもに聞かせることができます、と教えてくださったのです。
大人はいろんな話のネタを持っているから、いくらでも、子どもに話して聞かせることができるんですよ、ということでした。
絵本がないからお話ができないっていうことではないですね!これは応用できそうです。
さて、本題の絵本のはなし。
講師の奥平さんは、もともと書店員さんでしたが、今は絵本の情報サイトの絵本ナビで事務責任者をしていらっしゃいます。
絵本の紹介を初めとして、パパが育児をする意味について、立体的にお話いただきました。
特に印象に残ったのは次のようなお話です。
・絵本を通して、父親の価値観を子どもに伝えることができる。
・育児休業を取得したことはキャリアに相当する。
・よい絵本は非常に長い間読まれ続けている。
→試しに、自分で持参した絵本「はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー」を見ると、米国で書かれたのがなんと1943年でした。
・自分が好きな本を選んでよい。
・パパが二人目のママにならないように。多様性が大事。
いろいろな種類の絵本を実際に見せていただき、それぞれの良さを紹介していただきました。
こんなにたくさんのよい絵本を目にしてしまい、もうひとり子どもを育てたくなるほどでした。
まあそれは非現実的なので、15年ほど待って孫に読んでやることにします。
奥平さんが最後に紹介してくださった絵本はこれです。
かみさまからのおくりもの
新米のパパ、ママへのプレゼントにも向いているかもしれません。
すっかり絵本のおもしろさを思い出してしまったので、家にある本をもう一度読んでみようと思います!!
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