フロントランナーに掲載されました
7月21日(土)朝日新聞 be on Saturday フロントランナーで、育休後コンサルタント®が紹介されました。
(フロントランナー)育休後コンサルタント・山口理栄さん 子育て&仕事、コツを伝授
(フロントランナー)山口理栄さん 「多様な人材が能力を発揮できる社会に」
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記事の中の1枚目の大きな写真では、保育園の連絡ノートが背景に写っています。
スタジオで撮りました。
(このブログの先頭の写真は、スタジオでのカメラマンの撮影中に、記者さんが撮ってくれた写真です)
2枚目は、7月1日の「育休後カフェ®@さいたま」で撮ったものです。
写っている男の子は、育休後カフェの参加者のお子さんです。
遠くに写っている親子は、その日のゲストスピーカーと、お子さん。
場所は、これまで10回以上使わせていただいている、カフェ土瑠茶さん(さいたま市浦和区)にご協力いただきました。
記事は、記者さんにいくつかのイベントに来ていただいたのと、一度じっくりお話をしたことをベースに書いていただきました。
暑苦しく語った内容を、簡潔に、しかも主旨を曲げずに伝えることばの力はさすがだなと感服しました。
わたしが取り組んでいる問題について、よく知らなかった方にも理解していただけたのではないかと期待しています。
その後のできごと(父のこと)
記事が掲載された後に起きたいくつかのことの中で、一番うれしかったことは、父が喜んでくれたことです。
91歳の父は紙の新聞を購読し、毎日よく読んでいます。
事前に掲載を伝えておいたところ、早速電話がかかって来ました。
掲載紙をコピーし、親戚一同に送るよ、というのです。
コピーしなくても原本を新聞社から余分に送ってもらったから、それを送ればいいのに。
でも、父の中にはすでに、
「記事の該当箇所を家の近くのコンビニのコピー機でコピーし、親戚一同に送る」
というストーリーができていて、それを私に確認するための電話でした。
たしかに、コピーだったら普通の封筒に入れて、82円切手を貼って、ポストに投函すればよい。
一方、原本だと、大きな封筒が必要だし、郵便局まで行って重さを測ってもらって、送らないといけない。
そう考えると、父が自分で考えた方法の方が楽です。
「いいよ、ありがとう」
後日、わたし宛に父から封書が送られて来ました。
「おめでとう
理栄殿
山口理栄(57才)の朝日新聞別刷りbeのフロントランナー(先頭を走る人)の記事
(2018年7月21日(土)掲載)のコピー送付先は以下の通りです。」
以下、親戚の名前が13人分書いてありました。
手書きで、少しシワがよっているけれど、しっかりした文字です。
何から何まで、やってくれるわ。
この人は、少なくともあと10年は元気そうだ、と思いました。
そして、何を隠そう、この父こそがわたしの最強のロールモデルなのです。
まだ、わたしの中では、父を超えたという認識はありません。
こんなに近くに目標とする人がいることに感謝しながら、さらに精進して行きたいと思います。