育休後カフェ@すくらむ21 概要
日時:2015年7月18日(土)10:00 – 12:00
場所:すくらむ21(川崎市男女共同参画センター)
ファシリテーター:育休後コンサルタント 山口理栄
参加人数:6人(0歳のお子さん1人同伴)
すくらむ21にインターンで来ている女子学生1人
アジェンダ
10:00 事務局からのごあいさつ
10:10 ファシリテーターあいさつ
10:20 自己紹介 1お名前 2 子どもの年齢 (3お住まい)4仕事(職種)
10:40 テーマ1 仕事で出産前と比べて難しいと感じていること
11:10 テーマ2 仕事のやり方その他で工夫していること、工夫したいこと
11:40 感想(全員)
11:50 ファシリテーターからひとこと
テーマ1:仕事で出産前と比べて難しいと感じていること
・勤務先の保育園に預けているため子連れで早朝に出発して1時間以上かけて通勤しており、体力的に疲れる
・雑談をしている時間がなくなったため情報が得られない
・勉強の時間がない
・居心地はよいのだがチャレンジできない
・飲み会にいけない
・営業のアポに自宅で対応することがあり、集中できない
・職場で前例がないため、子育て中というカラーを出さないようにしている、時短だが仕事を持ち帰っている
ー> 子育て中であることをアピールしないまでも、机の上に写真を飾ったりしてもよいのでは、というみんなからの意見あり
・妊娠中だが過剰に配慮されてリーダー職をはずされた
・インターン生の感想:子どものころ看護師の母に仕事を辞めてほしくて、母は辞めてしまったが、そのときの母の仕事をしたいという気持ちがわかった気がした
テーマ2:仕事のやり方その他で工夫していること、工夫したいこと
・家事、育児を自分で一人でやっていたが夫に頼むようにしたら以外とやってくれた
・食洗機を使うようにした
・夫を頼り切るようにした:それまでは自分の中にリミッターがあり、頼んじゃいけない、家事が完璧な義母に知れたら困る、などと考えすぎていた
・夫に家事をやってもらったらできることがわかり、週2回夕食を作ってもらうようになった(クックパッドを見て作ってくれている)
・産休、育休で半年休んでいるうちに自分の仕事がコア部分を残してほかの人に振られていて、楽になった
・夫に家事をやってもらっているが、これは難しいだろうと思っていた子どもの肌にスキンケアクリームを塗ったりすることもできることがわかった
・iPhoneで仕事の一部(マニュアル参照や交通費の精算など)ができるようになり、通勤時間を効率的に使えるようになった
・子どもがいることを取引先に知らせることはマイナスの印象を与えると考え、していなかった
ー> 夕方から夜にかけては電話にでづらい、ということをオープンにしても問題がなさそうなので今後そうしてみる
・保育園に通うようになって視野が広がり、教員である自分の仕事に活かせるよう気がする
・インターン生の感想:家事や育児を男性に頼っていいのだと思った。自分はしっかり勉強し、キャリアを極めようと思った
参加者の感想
・みんなががんばっていることがわかったので、自分もがんばれる
・親が遠くて頼れる存在が少ない:保育園に行かせることはいいのか?と迷いがあったが、上手な付き合い方を知ることができてよかった
・仕事のことでもやもやを感じている:カウンセリングやアンガーマネジメントを学んでいる:話すことでガス抜きをし、爆発しないようにしよう
・営業の数字で負けたこと人に負けて、落ち込むが、仕事を辞めるという選択肢はない。日々悩んでいる
ー>くやしいという気持ちはよくわかるが、長い時間軸でものごとを考えることも大事。育児をしているときは仕事能力でない能力が飛躍的に伸びているはず。あせらないようにしよう
・職場復帰してこれまでのことを振り返ることができた
ファシリテーターの感想
・リピーターの方が多くてありがたい。前回こういう話を聞いて、こうしてみた、という実践の結果を聞くことは、どんなアドバイスが効果的なのかというフィードバックにつながるのでとても勉強になる
・夫の皆さんの活躍ぶりがとても頼もしかった:こういう態度はこれからの時代の「男らしさ」に必須の要素として入ってくるのではないか
・大学生がワーキングマザーの生々しい話を聞く機会は少ないと思うので、よい機会になったことだろう
・話しながら涙ぐんだり感極まって話しづらくなったりする場面あり。。。研修をやっていて自分の経験を話すとき、わたしもちょっと声が濁ったりすることがある。このメカニズムについて、だれか知っていたら教えてほしい!
今後の育休後カフェの予定
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