育休からの職場復帰に夫婦で備える!ー川崎市麻生区「笑顔のDEWKSライフ」実施報告

育休後コンサル

今日は、川崎市麻生区の市民講座の講師を務めました。
男女合わせて約20名の方が真剣に自分と向き合い、夫婦で話し合い、前向きな決意表明をしてくださいました。

目次

イベント概要

男女平等推進学習
笑顔のDEWKSライフ~子育てファミリーの共力・共育・共働~

◇主催 川崎市教育委員会
◇実施機関 麻生区役所生涯学習支援課

■日時 9月3日(土)~11月26日(土) 全10回
午前10:00~12:00
■会場 麻生市民館 第1会議室
■対象 産休・育休中、又は共働きの夫婦
http://www.city.kawasaki.jp/88/88asaosi/home/kouza/kouza.html#danjo
第3回「ワーク・ライフ・バランスって?」

講座詳細

はじめに
第一部:情報提供
ワーク・ライフ・バランス
育児休業
パパの育児休業
育休とれなくたって
育休取得不利益取扱い
子育て環境の整備
短時間勤務制度
将来のキャリア
ネットでママ/パパ友
第二部:グループワーク
タイムスケジュール:復職してからの1日のタイムスケジュールを書いてみましょう(自分、子ども、パートナー)
職場復帰面談の準備:上司との面談の場面を想定し、必ず伝えなければならないことについて書いてみましょう
おわりに

参加者の感想

(M:男性、F:女性)

  • 帰る時間を決めて、そこまでに仕事を終わらせるように頑張りたい(M)
  • タイムスケジュールを書いてみて、洗濯、食事の時間がとれないのがわかってびっくりした。(F)
  • 短時間勤務の「壁」が自分の場合すべて当てはまっている。第2子出産を控えているのでこれからどうするか考えてみたい。(F)
  • 会社にとっても家族にとってもいい働き方を追求してみたい。(F)
  • 父親としてやるべきことは実践できていると思った。(M)
  • 「短時間勤務をいつまで取る予定ですか」と最近上司に聞かれて、明確には答えられなかった。通常勤務に戻すには延長保育をしなければならないので迷いがある。今日の話を考えるきっかけにしたい。(F)
  • タイムスケジュールを書いてみて、夫婦間でずれがあった。(M)
  • 子どもは2ヶ月で、仕事のことを考えていなかった。職場は理解があるが、甘く考えていたかもしれない。とても参考になった。(F)
  • 職場は理解がある。家に帰ってからの時間の使い方について考えてみたい。(F)
  • 自分より先に復職した人から、短時間勤務はとれず、夜勤も免除されないと聞いた。自分は何がしたいのか、どうしたいのかをよく考えたい。(F)
  • 上の子の時は復職時の面談は一切なく、次の子どもの時もないと思う。自分からコンタクトをとって、面談をしてもらおうと思う。(F)
  • 上司との面談の項目を見て、伝えるべきことがたくさんあることを認識した。(F)
  • タイムスケジュールを書いてみて、時間が足りないことに気がついた。自分がごはんを作ろうと思う。(M)
  • 職場復帰面談の項目はすごくよい。育休前に面談を依頼してしかけをし、面談後にもその成果として面談をしかけていこうと思う。(M)
  • 夫が昭和な人。子育てとともに夫育てもして復職に備えようと思う。(F)
  • 職場では結婚も出産も自分が初めてだった。後に続く人のために今日の話を参考にしたい。(F)

講師としての感想

今回の内容で夫婦を対象にお話するのは初めてだったので、果たして私の気持ちが伝わるか不安がありました。
しかし、その不安を払拭するように、皆さん真剣に耳を傾けてくださり、ワークの主旨をよく理解して今後のアクションにつながるような気づきを得てくださいました。

特に、短時間勤務制度、タイムスケジュール、職場復帰面談のリストについて、気づいてほしいと思っていた点に気づいていただけたので、ほっとしています。

今後とも、ニーズがある限りこのテーマでお話をし続けたいと思っています。
ご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

この講座が実現するまで

この講座を企画したのはtwitterでフォローしてくださっている方です。
今年の2月に育休後トークに参加していただき初めてお会いました。
このイベントの構想はそのときにちらっと聞いていました。
その後その方が実際に自治体に提案し採用され、第3回の講師として声をかけていただいたものです。

twitterのハッシュタグ #wmjp での出会いからは、これまでも実態のある結果が生まれていますが、今日また一つ実現したことをとてもうれしく思います。
これからも、ネットでの出会いをリアルな結果につなげるという裏テーマ(!)に挑戦していきます。

参加者からのフィードバック

この講座を企画してくださった方のブログ
市民館講座 第3回報告 和顔愛語 ~アン スリールのブログ~
参加者のつぶやきまとめ(togetter)

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