さいたまで、小１の壁をテーマに育休後カフェを開催しました。
日時：2013年11月10日（日）9:30 – 11:30
場所：武蔵浦和コミュニティセンター 8F 第1集会室
ファシリテーター：育休後コンサルタント 山口理栄
幹事：はるみさん、一般社団法人プティパ 田村芳香さん
＜アジェンダ＞
9：30 – 9：35 幹事さんよりごあいさつ
9：35 – 9：40 ファシリテーター自己紹介＆ごあいさつ
9：40 – 9：50 自己紹介（1．◯◯ 2．子どもは◯才と◯才 3．仕事は◯◯）
9：50 – 10：00 ファシリテーターからのお話『小１の壁、どう備える、どう乗り越える？』
10：00 -11：10 グループトーク
テーマ：子どもが小学生になったら／時間制約のある働き方について
11：10 -11：20 全体で一言ずつ感想をシェア
11：20 -11：25 ファシリテーターからのコメント
11：25 -11：30 アンケート記入
11：30 - ランチ（キャプテンバッカス）
参加者の問題意識
小１の壁
・学童に入れるのか
・地元の学童の状況、治安など
・習い事など
育休後の働き方、その他
・保育園に入れるか
・自分の仕事のストレスが子どもに影響しないか
・職場でダイバーシティ推進をどうすすめるか
・いつになったら時短をやめられるか
小１の壁、どう備える、どう乗り越える？
今回のテーマについて、キーワードを提供しました。
小１の壁とは
（１）子どもの問題
（２）親の問題
（１）子どもの問題
・登校前の時間帯
親が先に出ざるをえない場合
・放課後の預け先
さいたま市での預け先
放課後児童クラブ（公設）１〜３年
放課後児童クラブ（民設）１〜６年
キッザス：放課後フルサポート学習塾（さいたま市中央区）
他
（２）親の問題
・PTA、学童の保護者会、自治会の子ども会などの役割をどう果たして行くか
・入学時にママ友がいない
・子どもの安全をどう守るか（家の鍵、携帯電話、留守番のルールなど）
・子どもの教育方針、習い事、中学受験をどうするか
＜アドバイス＞
・「壁」とはいうが、乗り越えられない壁ではない。乗り越えるための階段があったり、ドアがついていたりする。
・問題の本質は、子どもの成長によるものであり、仕事をしていなくても発生する。
・子どもの意思を尊重することが大切。親が完璧に考えて用意したものでも、子どもが納得してくれないことがある。その場合はあきらめることも大切。
＜参考＞
さあ、育休後からはじめよう―働くママへの応援歌
４章 育休後の職場復帰（子育て編） p.86〜p.99
カフェ終了時の感想・取組みたいこと
・よかったです！
・カフェで話題になったことが、パートナーや家族と共有できているのかが気になった
・自分が行動を起こしたほうが早いことがあるので、地元での勉強会などやってみたい
・子育てと仕事とどちらに重きをおくのか？と自問したとき、自分は明らかに仕事であることがわかった
・いろんな立場の人と話せてよかった
・男性からの意見が聞けてよかった
・時間の使い方が大切、私は自分が気持ちよくできるだけをするように心がけている
・習いごとについていろいろ考えた
・育休中のママに会ったことがなかったので会えてうれしかった
・みな同じことで悩んでいることを知ることができた
・自分がどうしたいか考えることが大事なんだな、と思えた
・ニーズがわからないという人事、制度が足りないという本人、これから対応していきます
・すっきりした
・わあ、たいへんだ、と思った
・今のこの大変さを忘れないようにしたい、明日からがんばれる
・自分の働こうとしている業界は遅れているが、その中でがんばっていきたい
ファシリテーターの感想
１５人の参加者がそれぞれ個性的で、自己紹介をしていただくそばから「えー」「ふーん」「すごーい」といった感じで盛り上がり、場が活性化しました。
さいたま市以外の市町村からも人が集まり、学童保育の状況が市町村によって全く違うことを、みんなが理解できました。
会社の人事の方が複数いて、自分の問題に直面すると同時に職場の雰囲気や後輩の女性たちの状況改善に取り組もうとしていることが、大変、頼もしく思えました。
ランチでも話しが尽きず、とても楽しく興奮した時間をすごすことができました。
幹事さんとプティパさんに感謝です。
「小１の壁」をテーマにした会は10/20名古屋、11/10さいたまと開催してきて、次は12/7川崎です。
お近くの方はぜひご参加ください。
なお、プティパさんによる開催レポートはこちらです。
「育休後カフェ@さいたまvol.5」2013年11月10日(日)開催報告 | 一般社団法人プティパ
