「育休後カフェ」の横浜市版、仕事と子育てグループ相談を実施しました。
日時:2013年5月25日(土)10:00 – 12:00
場所:横浜市男女共同参画センター 横浜(フォーラム)2F 和室
ファシリテーター:育休後コンサルタント 山口理栄
参加者:8名
<ねらい>
今回、横浜市男女共同参画推進協会での初めてのイベントとして開催しました。
「グループ相談」なので、通常の育休後カフェよりは、事前にいただいた相談内容に対して、解決のヒントを提供することを意識してみました。
感想を聞いたときに、その気持ちが伝わったようでうれしかったです。
<アジェンダ>
10:00 はじめのあいさつ
10:05 自己紹介 1お名前 2 子どもの年齢 (3お住まい)4仕事
10:10 相談&ディスカッション
(1)時間制限のある中で働くこと
(2)今後仕事で目指していきたいこと
11:40 感想(全員)
11:50 ファシリテーターからひとこと/11:55 アンケート記入、解散
参加者からの相談項目
・子どもが小学校に入ると両立しにくい職種、転職したほうがよいか
・復帰後は新しい職場、早くなれるためにはどうすればよいか
・保育園に預けるのが不安
・時短で待遇が下がることは避けられないのだろうか
・夫が忙しくて家事や育児をシェアできない
・両立の兼ね合いがどのへんなのか
・復帰後の生活が想像できない
参加者からの感想
・仕事で「これがしたい」という人の話を聞けた。自分も軸を決めたい
・集まれただけでもよかった。キャリアに自信が持てた
・ふだんは専業主婦の人と会うだけなので仕事の話ができてよかった
・両立している人の生の声を聞いたのが初めてだった。がんばろうと思った
・いろんな話が聞けて役に立った。仕事に向かう決意ができた。上司とのコミュニケーションが大事であることがわかった
・仕事や子育てのことを主体的に決めることが大事であることがわかった
・悩んでいるのは自分だけだと思っていたが、みんな悩んでいることを知り救われた
・日々の生活でいっぱいいっぱいになり、キャリアに関する考えなどはぐちゃぐちゃだったが、前向きに考えてみようと思えた
ファシリテーターの感想
日頃、両立に対する不安や悩みを言葉にする機会が本当にないのだな、と実感しました。
育休後カフェや、こういった相談会では、初めて会った人に、自分はこんなことが不安です、なぜなら自分の会社はこう、こう、こうで、夫はこんな人で、子どもはこうで、親は遠くに住んでいて、と話していくわけですが、その過程で相手にわかるように話を整理しながらしゃべっていくわけです。
最初のうちは、整理ー>口に出す、整理ー>口に出す、という順番なのですが、一通り整理が終わり、頭の中のもやもやが全部外に出た状態になると、今度は今までは思いついていなかったことが新しい考えとして浮かんできて、瞬時に口から出ていくようになります。
それは、奥深くに眠っていた潜在意識かもしれないし、今しがた別の人から聞いた話から思いついたことかもしれないのですが、気づくと、あれ、こんなことまでしゃべっちゃった、という状況に。
そうなったらしめたもので、堂々巡りで先へ進まなかった思考が、少し前に進み、次のステージへ進むことができます。
この相談会も、そういう場にしていきたいと思いました。
次回以降は、7月27日(土)、9月28日(土)、11月16日(土)、2014年1月25日(土)、3月15日(土)を予定しています。
仕事と子育てグループ相談 ~ 育休前後のあなたへ~ |公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会