保育園の新規入園時期に合わせて4月から5月にかけて復職する方が多いことから、育休後職場復帰セミナーを開催しました。

日時:2012年4月28日(土)10:00〜12:00
場所:女性就業支援センター
   東京都港区芝5−35−3
参加者:14名
   (育休状況ごとの分類:育休中3、妊娠中2(夫妻)、未婚1、復職済み8)
   (職種分類:会社員10、個人3、公務員1)
思ったより数が多かった復職済みの方の参加動機は、「一度立ち止まって振り返るため」「後輩・部下にアドバイスするため」でした。自分が苦労したことを後輩には味わわせたくないという方たちの存在がとても頼もしかったです。

グループディスカッションを聞いていて、パートナーや職場に思いを「伝える」ことの重要性、難しさが課題になっているように感じました。そこで、自分の思いを相手を批判せずに上手に伝えるコミュニケーション技法(アサーティブ・コミュニケーション)を学ぶことをおすすめしました。

参加者の感想

・自分は復職して数年たち、大変な時期からは抜け出しているが、やってきたことが間違っていなかったと感じた。過ぎたことはすぐ忘れてしまうので、それを思い出し、これから経験する人に伝えたい。伝えることが大事なんだということに気づいた。
・専門職である自分の仕事に自信がなかったが、グループディスカッションで「すごいよね」と言われたのが自信になり、それだけでも参加したかいがあった。
・スティーブ・ジョブズの「点と点をつなぎあわせる」という話から、つらかった経験にも意味があることに気づいた。
・たった1年前に経験したことなのに、「なつかしい」と感じた。苦労したことを覚えておいて、後輩に共感してあげたい。
・コツを事前に聞いておければよかったのにと思った。みんなに「コツ」として教えてあげたい。
・自分の悩みは「自分が仕事をどれだけやりたいか」であることに気づいた。
・男性の仕事に対する姿勢(なんとなく帰らない、など)が家族の時間を奪っていると感じた。
・夫や職場に自分の考えを伝えることがまず自分がやるべきこと。伝えたら、次に自分の軸をはっきりさせることが大事だと思った。
・こういったセミナーに初めて参加し、みんなが同じ悩みを抱えていることを知ってうれしかった。
・参加してみて胸が「潤んで」いる。子どもたちは大きくなるにしたがい、母を対等に見るようになる。ちゃんと育つから大丈夫。
・自分の気持ちを身近な人に伝えるのが苦手であることに気づいた。そこに取り組んでみたい。

講師の感想

参加者同士の意見交換がとても活発で、互いにとてもよい刺激を受け、気づく点がたくさんあったようでした。
すでに復職して時間が経つ参加者が、口を揃えて「そういえば自分も乗り越えてきたが、忘れていた」「後輩の話し相手になり、相談にのってあげたい」というのを聞いて、本当に心強く思いました。
もやもやした気持ちを整理するための6つの軸(自分、パートナー、子ども、会社、上司、同僚・部下)を使って、自分にとって一番の課題を考えてもらった結果、それぞれ取り組むべきポイントがはっきりしてきたように感じました。
終了時間を過ぎて30分以上、ほとんどの参加者がグループの仲間と話を続けているのを見て、こういう場をこれからもたくさん作っていかなければと決意を新たにしました。

おすすめの記事