だいぶ間が開いてしまいましたが、2010年9月16日に傍聴した、育児休業差別による現状回復等請求の、証人尋問の様子を報告します。

このエントリは、下記のエントリの続編です。
初めての裁判傍聴:育児休業差別による原状回復等請求事件
初めての裁判傍聴:育児休業差別による原状回復等請求事件 その2

日時:2010年9月16日(木)13:15〜17:00
場所:東京地方裁判所 527法廷
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   裁判所|東京地方裁判所

裁判所の中に入るというのが全く初めての経験だったため、常識レベルのことは身につけておこうと思い、いろいろとネットで検索してみました。

法廷の様子といえば、テレビのニュースやテレビドラマで見るぐらいの知識しかありません。
予想を裏切られたのは、裁判所に入るのには何の事前登録も必要ない、ということでした。
パブリックなエリアだけ見学する、というのではなく、特定の裁判をあの閉ざされた部屋で傍聴するのですから、人数制限もあるだろうし、あんまり変な人が来ないようにするのが当然ですよね。

しかし、何も必要ない、とのこと。
ときどき整理券とか配っているのは、あれは特別なケースなんだろうか。
自分が傍聴する裁判が整理券の対象になるかどうかはどうやって知るんだろうか。
その辺はあまり突き詰めることなく、当日に。

裁判所についたら、入り口には空港のような手荷物検査のベルトコンベアの機械があり空港のようにそこへ荷物を通しました。
入ったらまず台帳で自分の傍聴する裁判の部屋番号を確認すること、と書いてあったので、見るにはみたのですが、9/10の説明会であらかじめ法廷番号を聞いていたので、そちらを信じてその部屋へ。

原告が法科大学院の学生ということからでしょうか、学生が数多く傍聴に来ていて、50人ほどの傍聴席は満席でした。
荷物チェックさえ通れば、本当に、どんな人でもこの法廷に入り裁判の様子を見ることができるのです。意外なところで開かれた裁判制度(?)の存在を知った、そんな感じでした。

この裁判には裁判員はいませんでした。

この日は次の3人の証人が証言することになります。(終わった時点でわかりました。)
1.原告の同僚
2.原告の上司
3.原告

以下、細かなやりとりではなく話の流れを書いてみますが、断片的なメモしかないので正確さには欠けることを最初にお断りしておきます。やりとりの内容ではなく、背後にあるものの考え方を想像しながら書いてみようと思います。

1.原告の同僚
・この方は、原告とほぼ同年代で、同じくらいの経験とスキルがあるらしい。
・原告の仕事の内容を比較的難易度の低いものとみなしている。原告側が出した陳述書と実際の仕事の中身は違うと主張。
・サッカーのゲームで、海外のサッカー選手やサッカーチームの実名を使うため、使用許諾契約をするという仕事。
・海外のライセンサーから、担当者が代わりすぎる(原告が休職したことによる)というクレームを受けていたという。
・役割グレードを決める部長に対して、原告の実績を評価して報告したのはこの方。
・「復職時期を聞いていたけれど、本当に戻ってくるかどうかはわからないじゃないですか」と証言していた。

(つづく)

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