ママ友がいない小学生ママへ

育休後コンサル

2ヶ月以上も前に人気ブロガーのkobeniさんが
ママ友をつくるのが苦手な人よ、お前もか - kobeniの日記
というブログ記事を書いてくれました。

この記事に共感した人がとても多かったと聞いて、そういうママたちは小学校でもやっぱり居心地の悪さを感じるかもしれないと思いました。わたし自身も小学校の参観日がちょっと憂鬱に感じることがありました。

そのとき、少し気の持ち方を変えたことで、不思議と学校へ行くのが苦にならなくなったので、そのコツを書いてみますね。

前提は、自分の子と同じ保育園、幼稚園から同じ小学校へ上がった子が少ないケースです。それから、小学校入学に合わせて引っ越したケースもありますね。

こういった場合、同じ学年、同じクラスに知っているママ(パパ)がほとんどまたは一人もいないことになります。
こんなとき、何とか知っている人を見つけてはあいさつをし、必死で共通の話題を見つけて話さなきゃ、とか、たまたま近くにいる人に話しかけて友達になっておかなきゃ、一人でも多くの人と携帯のメールアドレスを交換しなきゃと思うと、そういうのが苦手なママ(パパ)は、学校へ行くこと自体が億劫になってしまいます。(仕事がらみのパーティーで知ってる人がいない時と似たような感じ。)

しかし、学校へはできる限り顔を出しておかなければなりません。
なぜかというと、保育園とは違い、学校では毎日連絡ノートの交換をするわけではないので、何が起きているかが全くわからくなってしまうからです。
子どもは学校で起きたことを話しませんし、よく話す子でも自分に都合の悪いことは言いません。
また、ほとんどの子は学校からの大事な手紙を家で出し忘れます。
そういうわけですから、参観日や保護者会にはなるべく出席するほうがいいのです。

そこで、こんなふうに考えました。
・学校へ行く目的は学校と子どもの様子を知ることである。
・おしゃべりの輪に無理に入らなくてもいい。気にしない。
・自分は相手を知らなくても、子どもの友だちの親が話しかけてくることがあるので、話しかけやすい、オープンなたたずまいでいること。(忙しい仕事の合間に来たとしても、忙しさを表に出さない。)
・廊下や教室の展示物を他の子のも含めてよく見ること(一人でも自然な感じで待ち時間がつぶせるし、多くのことがわかる)
・参観または保護者会の後、担任の先生にあいさつし、気になることは聞いておく。
・保護者会で一人ひとり話す順番が来たときは、きちんと自己紹介する。自分の子どものことで何か気づいたことがあったらいつでも言ってください、と伝える。
・ほかの人の自己紹介を聞いて、子どもの友だちの親と気づいたら、声をかけてあいさつをしておく。(今後、子どもの様子を教えてもらいやすくなる)

お気づきかもしれませんが、小学生になると子どもの交友関係が親には見えなくなるため、クラスの誰が子どもとかかわりがあるかわからない、という前提でふるまう必要があります。
いっしょに遊んでいる子の親から声をかけてもらえれば、子どもを取り巻く状況がよく見えることになるので、少なくとも「話しかけにくい親」にはならないほうがいいでしょう。

また、参観だけして帰るのではなく、保護者会にも出ましょう。
いつも保護者会に出る親は決まってくるので、担任や常連の親に自然に顔と名前を覚えてもらえます。
あの人は忙しそうだけど保護者会には必ず来ている、と思ってもらえれば、子どもに関する耳の痛い話も聞かせてもらえるかもしれませんし、クラスで問題が起きたときに、「ご存知?」と声をかけてもらえるかもしれません。

気になるPTA役員について。
PTA役員は6年間で一度は引き受けなければならないものなので、可能ならば1年生のときに引き受けることをおすすめします。

PTA役員をすると学校に行く機会が増え、学校に対して「アウェイ感」がなくなります。また役員同士仕事を通じて自然と親しくなりますし、ほかの親とも役割を通じて話ができるので、親しくなるきっかけができます。

最後に。。。子どもがよりよく育つためには、家族だけではなく学校や地域など、子どもを取り巻く環境を良好に保つことが必要です。働いていても、「ママ友」がいなくても、可能な範囲で努力することが大切だと思います。

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