1. HOME
  2. ブログ
  3. セミナー・シンポジウム聴講報告
  4. IT業界で働くパパ・ママのための育休セミナー参加報告

BLOG

ブログ

セミナー・シンポジウム聴講報告

IT業界で働くパパ・ママのための育休セミナー参加報告

ファザーリング・スクール:単科セミナー3 IT業界で働くパパ・ママのための育休セミナーに参加しました。 概要、スケジュールは下記のとおりです。 2010年9月29日(水)18:30-21:00 場所:京華スクエア ハイテクセンター(東京都中央区八丁堀三丁目17番9号) 18:30~ 主催者あいさつ(FJ安藤哲也氏) このセミナーの趣旨、最新のパパ育児の情報など 18:45~ サイボウズ青野社長ご講演 育休宣言をされた経緯や反応、育休を経験した感想、終了後に質疑応答 19:30~ 育休パパの体験談「Enjoy!育休!」(HP一ノ関氏) 19:50~ 育休後に活躍するために~参加者同士のディスカッション        (ここにファシりテーターとして参加しました) 20:40~ まとめ、アンケート記入 21:00 終了 印象に残ったことをまとめます。 <サイボウズ青野社長> ・育児休業を取得した文京区の成澤区長とお子さんの産まれた日が同じで、取得を勧められたとか、会社の宣伝になるかも、などの、どちらかというと受身的な理由から取得を決めたとのこと。 ・元々は、終電を気にせず働くため会社の近くに住むほどの仕事好き。 ・社員には世界一のグループウェアの会社になろう、と言っておきながら、自分が育児に時間を費やしていることに対する葛藤もある。 ・育児とは、人類の未来を作ること。子どもが増えて市場ができて、それで初めて仕事が成り立つ。したがって、育児をすることは将来のビジネスのために大事なことである。という考え方のもとに、自分も育児をし、社員にも勧めている。 ・生まれてからいままで、何かをみて「かわいい」と思ったことがない自分が、息子の 幸有(こあ)くんのことをかわいいと思う。そのことにびっくりした。 ・IT業界はITゼネコンとかブラック会社とか呼ばれ印象がよくないが、それではよい人材が集まらない。 ・サイボウズでは、「ワーク重視」「ライフ重視」を毎年選ぶことができる。現代版の総合職、一般職。いつでも行ったり来たりできるのが新しい。 ・ITで多様な働き方を支えよう、という考え方でやっています。 <感想> ・仕事人間だった人が、ちょっとしたことから育休を取ることになって、そこからどんな発見があったか、育休を仕事との関係でどのように位置づけたかがよくわかりました。以前は夜中の12時まで仕事をされていたそうですが、今は8時が目標とか。2人目が産まれたら、2週間ではつまらないからもっと取るかもということで、また期待したいと思います。 <一ノ関さんの育休取得報告> ・会社でたくさんの社員の前で育休の報告をされたとのことで、そのときに使ったPowerpointだそうです。娘さんの写真が満載で、ご本人も相好を崩しっぱなしでした。 ・お客さんのサーバー導入サポートをされているとのこと。それで、導入スケジュール表と同じようなフォーマットで、育児休業までのタスクを自分、上司、人事の3者にわけてまとめていたのがとても笑えました。 ・休んだことで、仕事へのモチベーションがとても向上したとのこと。保育園の送りはもちろんのこと、週に1度以上は、お迎えにも行っているとのことです。 <感想> ・育休後トークや、ワークライフバランス・カフェの活動で何度もお会いしているのですが、改めてお話を聞いて、家族愛の強さに感動しました。ママ友とも自然に交流できてしまうのが、一ノ関さんのいいところですね。 <ディスカッション> ・お子さんがある程度大きい方4名と、既婚でお子さんがいない方1名からなるグループでした。 ・制度は整っているが、実際に休みを取ろうとすると、プロジェクトに穴を開けたり周囲に迷惑をかけたりするため、取りにくかったりする。 ・出産で退職する女性は大幅に減っているが、時短など使って復帰している社員が成果をだしているかどうかを見極めるのが今後の課題。 ・制度の使い方について、会社側から、こんなふうに利用してほしい、という意向を示すことが大事ではないか。 ・休業している人のカバーをどうするか、とか、復職時の仕事の与え方などを考慮する必要がある。 <感想> ・育休を間近に控えた人がいないグループだったので、セミナー前半の幸せなパパ2人の育休体験談のほんわかトーンから、一転現実の厳しさ漂うディスカッションになりました。 ・時間が足りなくてうまく言えなかったのだけど、育児休業(介護休業、ボランティア、自己啓発、その他)でだれかが仕事を一定期間抜ける、ということに対して、いちいち困ったなあどうしよう、とならない組織作りが究極的には必要。 ・お互い様で誰でも何らかの理由で職場を離れることがある。それは自分にもいつか起こりうることだから、そのつどお互いに協力しあったり補充したりしてカバーする。 誰かがいつも割りを食うと不公平感が増すので、そうならないようにする。特に休業の理由がない社員には、有給休暇をまとめて取ってもらうなどして、(強制的にでも)連続して休んでもらう。 ・けがや病気と違って、突発ではないのだから(育休だったら半年以上前から計画できる)、その間にマニュアル化や効率化や申し送りで引継ぎができるはず。管理職クラスが常に、自分の部下のコイツが抜けたら体制をどうするか、ということを頭の中でシミュレーションしているだけでも、全然違ってくると思う。 ・それでも、負荷が増す社員がでたときには、その人の評価を上げたり手当てをつけたりして明示的に報いる。 ・以上のような工夫、配慮で、休業を遠慮したり、肩身の狭い思いをしたりしなくてすむような組織を作っていけたらいいと思います。 <おまけ:育休取得タイミングをのがしてしまったパパへ> ・育休やその後の数年間は、「子守り」ができればいいのですが、それ以降は「子育て」のフェーズに入ります。「子育て」は、子どもと離れている時間にもできます。例えば、子どもの興味がある本を選んだり、子どもに本物に触れる機会を与えるための計画を立てたり、時には仕事をする背中を見せたり。育児休業を取得するタイミングを逸してしまい、子どもとの付き合い方がわからない、というパパには、「子育て」で挽回することをお薦めします。小学生以上の子が対象です。  - 本、漫画、CD、DVDなどを選んでやる  - テレビのドキュメンタリー番組をいっしょに見て話し合う  - 映画をいっしょに見に行く  - 旅に誘う  - 得意なスポーツを教えたり観戦したりする いかがでしょうか。自分の得意分野から入ることが大切ですよ。 <このセミナーに関連したブログ> ・マイコミジャーナル 【レポート】サイボウズ青野社長が語った育児休暇の”真実” – IT業界のパパ・ママに体験談 (1) 猛烈な”働きマン”が育休取得したきっかけはTwitter | ライフ | マイコミジャーナル ・安藤哲也さんのブログ IT業界で働くパパ・ママのための育休セミナー|Fathering Japan 活動日記 ・一ノ関さんのブログ 外資系IT企業につとめる男性社員の育休日記! ・司会のあづまこうじさんのブログ IT業界パパ・ママのための育休セミナー レポート|仕事と育児と人生を楽しむパパ ・Fathering Japan Student’s のブログ FS「IT業界で働くパパ・ママのための育休セミナー」に行ってきました!!|Fathering Japan Student’s]]>

関連記事