TOP  » ブログ  » 待機児童対策としての育児休業期間の延長に反対します

育休後コンサルタントのブログ

待機児童対策としての育児休業期間の延長に反対します

2017年11月17日 10:11:39

スクリーンショット 2017-11-17 10.32.34

待機児童問題について取材を受け、記事にしていただきました。

「(教えて!待機児童:10)識者に聞く 育休延長なら、夫婦とも取得義務化を」

ーーーーー
育児介護休業法が改正され、平成29年10月1日より育児休業期間が延長されました。

「子が1歳6か月に達した時点で、保育所に入れない等の場合に再度申出することにより、育児休業期間 を「最長2歳まで」延長できる。」

<参考サイト:育児介護休業法改正について>
【平成29年10月1日施行対応】育児・介護休業法のあらまし
平成29年改正法の概要[670KB]

私は、保育園の待機児童対策として育休期間を延長することには反対です。

なぜかというと、今の状況では育休を取得しているのはほぼ女性であり、これを単に延長することは女性の職場復帰を遅らせることに直結するからです。

<参考サイト:女性、男性の育児休業取得率>
平成28年度雇用均等基本調査(確報)

育休取得によるブランクを埋めるための本人及び職場の負担は今でも大きなものですが、育休延長によりそれはさらに深刻になります。
せっかく育休後の女性社員の活躍が実現可能になりかけて来たのに、

個人的にも全身全霊をかけてそれを仕事にしてやってきたのに、

それに水を差すような法改正には、本当にがっかりしました。

ただ、育休を夫婦の両方が取ることを義務化するなら、話は少し違ってきます。
男性の育休が珍しくなくなってきた今のタイミングなら、クオータ制に踏み切ることも可能かと思います。
これが実現すれば、育児中の社員には男女の別なくサポートが必要という認識が周知され、女性だけが不利ということはなくなっていくでしょう。

いずれにせよ、優先順位が高いのはは待機児童をゼロにすることです。
出産後の就業継続率は急増を続けていることから、保育園の定員の目標を適切に予測して直ちに確保しなければ、育休を延長しても保育園に入れる保証はないのです。

<参考サイト:出産前後の就業継続率>
第15回出生動向基本調査 
第Ⅱ部 図表II -4-6 子どもの出生年別にみた、出産前後の妻の就業変化

コメント/トラックバック

コメントはまだありません。

Trackback URL

コメント記入欄

育休後コンサルタント

<面会相談/職場復帰セミナー/育休後カフェ®>

育休後面会相談会受け付け中
東京、名古屋、大阪、ほか

育休後カフェ®

2018年2月4日(日)【育休後・職場復帰セミナー2018】パパ&ママで考えよう!育休後の働き方 働き方改革時代のわたしたちの子育てと仕事の両立(さいたま市)

2018年2月8日(木)育休復帰前講座(千葉県市川市)

2018年2月8日(木)ライフ・ワーク・バランスフェスタ東京2018(トークセッション)(東京都千代田区)

2018年2月9日(金)職場復帰前セミナー (東京都新宿区)

2018年2月12日(月・祝)育休後職場復帰セミナー(千葉県流山市)

2018年2月15日(木)職場復帰前セミナー (名古屋市)

2018年2月16日(金)職場復帰前セミナー (大阪市)

2018年2月17日(土)育休後職場復帰セミナー&カフェ(川崎市)

2018年2月22日(木)人事ご担当者のための 「育休取得・復帰前後に必要な社員研修」セミナー(東京都渋谷区)

2018年2月25日(日)育休後のハッピーキャリアカフェ(滋賀県大津市)

2018年3月1日(木)育休後職場復帰セミナー(予定)(愛知県刈谷市)

2018年3月3日(木)育休後職場復帰セミナー(予定)(岐阜県美濃加茂市)

2018年3月4日(日)育休後カフェ@さいたま(さいたま市)
2018年3月7日(水)育休後職場復帰セミナー(予定)(相模原市)

2018年3月14日(水)時短勤務社員の上司としての心構えとポイント(管理職向け)(東京都品川区)

2018年3月14日(水)子育て中の時短勤務における心構えと働き方 ~自分らしく、成長し続けるために~(東京都品川区)

2018年3月18日(日)東京ワーキングママ大学オープンカレッジ「ワーキングパパ」&「ワーキングママ」デビューを応援します! 夫婦で考えよう育休明けの仕事と家庭のこと(東京都港区)


子育て社員を活かすコミュニケーション


改訂版 さあ、育休後からはじめよう ~働くママへの応援歌~



最新情報を掲載中!

無料メール相談受付中

おすすめの本

月別アーカイブ
QR Code

携帯からアクセス ↑