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育休後コンサルタントのブログ

本の紹介:「コイノカオリ」に収録されている「日をつなぐ」宮下奈都著

2010年8月19日 00:08:46

乳幼児の虐待のニュースが流れるたび、子育ての大変さや母親の孤独感が語られますが、体験したことがない人にはその辛さ、孤独感、束縛されるような不自由さはなかなか伝わらないものだと思います。

自分自身も体験する前はその感覚を本当の意味では全くわかっていませんでしたので、無理もないことなのかもしれません。

この本には6編の短編小説がの中に収録されており、その中の、宮下奈都著「日をつなぐ」をご紹介したくて取り上げました。

主人公の女性が0才の赤ん坊を育てている日常が皮膚感覚をともなうようなタッチで書かれています。特に、24時間解放されることのない、自分の一部が赤ん坊のために支配されているような逃げ場のない感覚が繊細に描かれているのです。そして、その感覚が、夫を含め周りの人に対する気持ちを多少被害妄想的にゆがめてしまったりします。

この主人公はそんな状況の中で、とまどったり悩んだり、ちょっとした抵抗をしたりしながら日々過ごしていきます。この時期の閉塞感というか行動を制限されるつらさが、ひしひしと伝わってきます。著者の表現力をもってすれば、体験したことがない人にもあの感覚がわかるのではないかと思いました。少しでも理解したい、という方にはおすすめです。

ストーリーは、恋、香りという全編に共通したテーマを中心に展開され、細かな感情の動きを積み重ねてできあがっています。子育ての経験ありなしとは関係なく、すてきなお話ですのでぜひ読んでみてください。

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